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面白い 本当にこうだったの?           [他人様の文章]


529 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2010/07/31(土) 09:23:02 ID:2c8Erede

【ある作家のデビュー】

ある日、講談社に一本の電話があった

「私は小説を書いているが、
 どの出版社の新人賞の要綱を見ても
 既定枚数を大幅にオーバーしていて送れない」

「講談社では小説の持込などは受け付けていますか?」

この電話を取った編集者は、
とりあえずその作品を送ってくれないか、
と言ってその話は終わった

後日、
その編集者の机にダンボール箱が、
ああ、あの電話の人が送ってきたのだな、
編集者はその作品を読み始める

読み終わった編集者、
即上司に報告、編集部が騒然となる

・超面白い

・本当に新人が書いたの? ベテラン作家のイタズラじゃないの?

・とにかくこの作者と契約してこれを売ろう

・ところでタイトルが読めないんですけど

こんなやり取りがあり、
一週間後にはその作品が発売されることが決定した

作品の名前は「姑獲鳥(うぶめ)の夏」、
作者の名前は京極夏彦














 
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